塩分たんぱく質ゼロの朝食「バターコーヒー」

7年ほど前から私の朝食は、ほぼ毎日R-1のヨーグルトでした。しかし、ここ半年ほどは別のものを摂取しています。それは、「バターコーヒー」です。

 

 

コーヒーにココナッツオイルと無塩バターを撹拌

バターコーヒーとは、ホットコーヒーにココナッツオイルと無塩バターを入れ、撹拌した飲み物です。具体的な分量やつくり方は個人の好みで如何様にもできます。さまざまなサイトで紹介されていますので、そちらをご参照いただければと思いますが、ここでは私のつくり方を紹介します。

  1. コーヒーを200ml淹れる
  2. 淹れたてのコーヒーにココナッツオイル15gと無塩バター15gを入れる
  3. 蓋つきの入れ物でよく振って撹拌する

以上です。

塩分・たんぱく質の調整に最適

私はIgA腎症という難病を患っているため、塩分とたんぱく質の取り過ぎに気を付けています。バターコーヒーは、塩分・たんぱく質共にほぼゼロのため、私と同様に塩分とたんぱく質の調整を必要とする方には最適な朝食メニューだと思います。

摂取カロリーは300kcal

私のつくるバターコーヒーのカロリーは、約300kcalです。ココナッツオイルと無塩バターはそれぞれ1gが約1kcalの計算。15gずつで300kcalです。コーヒー自体は0kcalの計算です。

朝食の摂取カロリーとしては少し物足りないかもしれませんが、意外と腹持ちがよく、昼食までは耐えてくれます。たまに我慢できず、昼食までにぷっちょやハイチューを間食してしまいますが。 

朝のカロリーを抑えると、昼食や夕食でカロリー摂取の余裕が生まれるという利点があります。また、私のようなIgA腎症の方にとっては、朝の塩分・たんぱく質を抑えると、昼食や夕食で塩分・たんぱく質の余裕が生まれるという利点もあるわけです。

コーヒー豆は苦味が強いものがおススメ

使用するコーヒー豆ですが、さまざまなサイトで高級な豆を紹介していることが多いです。しかし、ココナッツオイルと無塩バターで風味は多少消されてしまうので、そこまで高級でなくてもいいと私は考えます。しかし、味がまろやか過ぎになってしまわないように、私は苦味の強いコーヒー豆を使うようにしています。よく使うのが、楽天に入っている沢井珈琲の苦味が強いコーヒー豆です。色々な豆を試しています。

 

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楽天の沢井珈琲で購入したコーヒー豆。やくもブレンド“濃い味”は苦味も強くお気に入りです

ココナッツオイルで脂肪燃焼効果を期待

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸という成分が入っており、これが脂肪燃焼効果を期待できるということです。すなわち、中鎖脂肪酸を摂取することで、日常の活動におけるカロリー消費量が大きくなり、脂肪が燃焼しやすいということです。油を取っているにもかかわらず、脂肪が付くどころか燃焼してしまう。素晴らしいですね。

使用するココナッツオイルは、「バージン」と付くココナッツオイルです。純度が高いということだと思いますが、市販されているもののほとんどがバージンココナッツオイルだと思われます。

中和脂肪酸に特化して抽出した「MCTオイル」というものをさまざまな紹介サイトで推奨しています。私も当初はMCTオイルを使用していましたが、毎日腹を下してしまい、私の体質には合いませんでした。それ以降、ココナッツオイルに切り替え、腹の具合は大丈夫になりました。

無塩バターは高価なグラスフェッドバターには手が出ず

さまざまな紹介サイトでバターコーヒーに使用するバターは「グラスフェッドバター」を推奨しています。グラスフェッドバターとは、牧草を与えられて育った牛の乳から作ったバターなのですが、街のスーパーではあまりお見かけしません。しかも、通常のバターの5倍ほどの値段で大変高価なものなのです。

雑味が少なく健康への効果が期待できるバターですが、あまりにも高価なため、私は普通の無塩バターで代用しています。一度でいいから見てみたい、私がグラフェを買うところ。

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バージンココナッツオイルと無塩バター。使いかけの写真で失礼します

撹拌は気合を入れて

従来、水と油は混じり合わないわけですが、バターコーヒーは強引に混じり合わせなければなりません。私のやり方は、ふた付きの計量カップにコーヒー、ココナッツオイル、無塩バターを入れ、ふたをし、勢いよく20回ほど横に振ります。すると、泡立ちの良いバターコーヒーが完成します。

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私がつくるバターコーヒー。あたかもクリープ入れた後のコーヒーみたいな色合いです

味のほどは、油の風味が苦手な方は苦手

味のほどはといいますと、私のつくるバターコーヒーは、コーヒーを多めの200ml淹れているにもかかわらず、ココナッツオイルとバターの風味が強いので、これらの油の風味が苦手な方には苦手だと思います。私自身はココナッツオイルもバターも大変好きな食材であり、そもそもコーヒーも大好きなため、毎日美味しくいただいています。

 

バターコーヒーをどこかのカフェが販売したら、おそらく流行るのではないでしょうか。

高級豆にココナッツオイルにグラスフェッドバター。何となく、おしゃれな材料ばかりです。

コーヒーのプロフェッショナルであるカフェが扱えば、万人受けする大変美味なバターコーヒーができるでしょう。私もそのような真に美味いバタコを一度飲んでみたいものです。