温泉巡りのお供に湧き水①「黒耀の水」編

温泉巡りには水分補給が欠かせません。私は温泉巡りの道中、湧き水スポットがあると、必ず立ち寄ります。湧き水を汲んで湯上りに飲むというのは、温泉巡りのちょっとした付加価値的な楽しみ方であると思います。

 

きっかけは高賀の森水

2015年9月、岐阜県の郡上あたりを観光していたところ、地元の方から、岐阜県関市にある「さるとらへび」を退治した伝説のある「高賀神社」を勧められました。

実際に、高賀神社を参拝し、さるとらへび退治の像を観覧したのですが、神社の麓にある「神水庵」という所で「高賀の森水」という地下水を汲めるとのことで、500mlのお茶のペットボトルを空にして入場料100円を払って神水庵に入りました。

常連さんが多いのか、ほとんどの方がポリタンク持参でした。「兄ちゃん、そんなちっちゃなペットボトルだけではもったいない」と声をかけられたりもしました。私は水の味に詳しいわけではないですが、それでも名古屋の水道水とは比べ物にならないくらい美味しいことはわかりました。

この出来事がきっかけで、温泉巡りの際に湧き水や地下水を汲んで、道中飲むのも趣があって良いのではないかという考えが浮かんできたのです。

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高賀神社の「さるとらへび退治」の像。この麓に「神水庵」という地下水が汲めるスポットがある

北関東へのお供「黒耀の水(長野県小県郡長和町)」

ここからは、私が温泉巡りをする際のお供である湧き水を紹介します。まずは、黒耀の水です。

 黒耀の水は、長野県小県郡長和町に位置し、中央道「岡谷IC」と「佐久北IC」を結ぶ国道142号線の「新和田トンネル料金所」の側道にあります。「岡谷IC」からの場合は、料金所を越えてから側道に入る形になり、「佐久北IC」からの場合は、料金所手前の側道を入る形です。

www.nagawa.info

栃木県をメインとした北関東の温泉巡りのお供であり、名古屋への帰宅の際にも、ほぼ必ず汲んで帰り、自宅でそのまま飲んだりコーヒーを淹れたりしています。

飲み比べでも全勝の黒耀の水

2019年8月、栃木県那須にある北温泉旅館からの帰宅後、身近な3人に、「黒耀の水」「北温泉旅館の水道水(湧水)」「南アルプスの天然水(市販品)」の飲み比べをして美味しいランキングを付けてもらいました。

結果は、

Aさん 1位:黒耀の水 2位:北温泉旅館水道水 3位:南アルプスの天然水

Bさん 1位:黒耀の水 2位:北温泉旅館水道水 3位:南アルプスの天然水

Cさん 1位:黒耀の水 2位:南アルプスの天然水 3位:北温泉旅館水道水

この通り、黒耀の水が全勝でした。ちなみに私の順位は、

1位:黒耀の水 2位:北温泉旅館水道水 3位:南アルプスの天然水 です。

飲み比べると、なめらかさが段違いなのが分かります。本当に美味しい水です。

さらなる朗報として、この黒曜の水から車で10分ほどのところにある和田峠の接待という所にある湧水は、さらに美味しいとSNS上で教えてもらったことがあります。近いうちに行ってみたいと思っています。

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黒耀の水。常に誰かが汲んでいます。ポリタンク10箱以上汲んでいる人もいます。湧き水スポットでも超人気スポットといえると思います

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こうした給水口が4方にあります

第2弾以降の予定

第2弾は、群馬県の「干俣のしみず」と岐阜県の「長寿水」、

第3弾は、「北温泉旅館の水道水」を紹介します。

そして、番外編として、鹿児島県の「きらく温泉の地下水」を紹介します。

 

これから夏を迎えます。天然で冷えた湧き水が一層美味しい季節になります。温泉上がりにグビグビっといくのも最高ですよ。