北温泉へ初の親子水入らずの旅②「トピック編」
2020年7月23～25日にかけて、娘と二人で北温泉へ行きました。娘との二人旅は初めてのことであり、私が最も好きな温泉宿である北温泉に行ってみたいとの娘の希望だったので、このたび旅を敢行しました。本来は、GWに行く予定でしたが、緊急事態宣言発令中ということでキャンセルしていたのです。今回は、その時のリベンジということになります。
今回の北温泉への旅については、時系列に写真とキャプションで伝える「写真編」と、トピックを文章中心に伝える「トピック編」の2部構成で記します。
今回は、「トピック編」です。
どこから来たの？の結果は？
私は北温泉滞在中、主に「宿泊部屋」「天狗の湯」「自炊場」「プール風呂」で過ごします。時間を費やす順番も記載の通りです。その中でも、天狗の湯と自炊場では、他のお客さんとのコミュニケーションが盛り上がりがちになります。そうすると、たいていの場合、「どこからお越しですか？」という質問をし合うことになります。今回の北温泉では、私の記憶する限り1２人の方と「どこから来たの？」をやり合いました。ちなみに北温泉は栃木県の北部である奥那須にあります。
その結果、
・茨城県：7人
・千葉県：2人
・東京都：1人
・埼玉県：1人
・愛知県：1人
という結果でした。私は会わなかったのですが、どうも関西圏からのお客さんもいたとのこと。いつも北関東の方が多いことに変わりはないのですが、私と同じ愛知県の人に出会ったのは初めてでした。この方とは、天狗の湯に入りながら、中部圏の温泉話で盛り上がりました。
ちなみにこの方は、翌日は、群馬県にあるふわふわ温泉で有名な霧積温泉金湯館に宿泊されるとおっしゃっていました。食事も美味だそうでよく宿泊されるとのことです。霧積温泉金湯館といえば、未解決である霧積温泉女性殺害事件被害者の宿泊先というイメージが強いのですが、お宿自体は大変素晴らしいそうです。
北温泉友との再会ならず
これまで北温泉には、よくGWやお盆に行っていました。その際に仲良くなり、連絡先を交換した方々に、もしかして今回の北温泉で再会できないかなという淡い期待を込めて連絡したのですが、お盆前後に行くとの返信でした。残念でありますが、まあそれは想定通りの回答でした。しかし、今回の北温泉では、以前に出会い、大変記憶に残っている方との再会を果たしたのです。
感動！奇跡の再会！
北温泉の自炊場では、同じ価値観を持つ者同士といった感じで、ここで出会った方とも話が弾みがちです。夕方近くに私がキャベツを切っていると、一人の男性に声を掛けられました。男性「どこから来たのですのか？」、私「名古屋です」、男性「北温泉はよく来られるのですか？」、私「片手以上両手未満くらいです」、男性「それでは以前にお会いしたかもしれませんね」。このようなやり取りをしているうちに、この男性とは本当に以前にお会いしたことがあることが判明したのです。
以前この方とお会いしたのは、2017年11月でした。この時はちょうど、テレビロケが入っており、温泉俳優の原田龍二さんが北温泉に宿泊されていたのです。そう、車中不倫で文春砲が炸裂した原田龍二さんです。原田龍二さんと話したり写真を撮ったりしたことをきっかけに、お互いがお互いを鮮明に思い出したのです。ちなみにこの時は、天狗の湯で原田龍二さんと1時間ほど談笑しました。
「再開ができたのは奇跡的だけど運命だと思う。こうした出会いを大切にしている」と男性がおっしゃった時、私は感動のあまり鳥肌が立ちまくりました。本当に考え方がかっこいい方なのです。そして、この方とも晴れてＬＩＮＥを交換させていただきました。
温泉旅の醍醐味に「一期一会」があると私は思っていますが、「一期一会」の延長戦、つまり、温泉での奇跡の再会もまた、醍醐味中の醍醐味、いや、醍醐味の極みのような気がした出来事でした。
北温泉へ初の親子水入らずの旅①「写真編」
2020年7月23～25日にかけて、娘と二人で北温泉へ行きました。娘との二人旅は初めてのことであり、私が最も好きな温泉宿である北温泉に行ってみたいとの娘の希望だったので、このたび旅を敢行しました。本来は、GWに行く予定でしたが、緊急事態宣言発令中ということでキャンセルしていたのです。今回は、その時のリベンジということになります。
今回の北温泉への旅については、時系列に写真とキャプションで伝える「写真編」と、トピックを文章中心に伝える「トピック編」の2部構成で記します。
まず今回は、「写真編」です。
2020年7月23日
2020年7月24日
2020年7月25日
次回は、トピックを文章中心に伝える「トピック編」です。
温泉と湧き水の違いって？
過去4回にわたって温泉巡りの際の水分補給には湧き水を汲んで飲んでいることを紹介してきましたが、ところで、温泉と湧き水って違いは何なのか？両方とも地中から湧き出ているので兄弟みたいなものなのか？と何とも稚拙な疑問が浮かんできましたので、自身の戒めのため記したいと思います。
温泉は、「温泉法」第２条で定義されている
温泉は、1948年に制定された 「温泉法」 という法律の第２条で下記のように定義されています。
第2条
【定義】
１
この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス（炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。）で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
別表
一 温度（温泉源から採取されるときの温度とする。）
摂氏二十五度以上
二 物質（左に掲げるもののうち、いづれか一）
物質名
含有量（一キログラム中）
溶存物質（ガス性のものを除く。）
総量一、〇〇〇ミリグラム以上
遊離炭酸（ＣＯ２）
二五〇ミリグラム以上
リチウムイオン（Ｌｉ）
一ミリグラム以上
ストロンチウムイオン（Ｓｒ）
一〇ミリグラム以上
バリウムイオン（Ｂａ）
五ミリグラム以上
フエロ又はフエリイオン（Ｆｅ，Ｆｅ）
一〇ミリグラム以上
第一マンガンイオン（Ｍｎ）
一〇ミリグラム以上
水素イオン（Ｈ）
一ミリグラム以上
臭素イオン（Ｂｒ）
五ミリグラム以上
沃素イオン（Ｉ）
一ミリグラム以上
ふつ素イオン（Ｆ）
二ミリグラム以上
ヒドロひ酸イオン（ＨＡｓＯ４）
一・三ミリグラム以上
メタ亜ひ酸（ＨＡｓＯ２）
一ミリグラム以上
総硫黄（Ｓ）〔ＨＳ，＋Ｓ２Ｏ３，，＋Ｈ２Ｓに対応するもの〕
一ミリグラム以上
メタほう酸（ＨＢＯ２）
五ミリグラム以上
メタけい酸（Ｈ２ＳｉＯ３）
五〇ミリグラム以上
重炭酸そうだ（ＮａＨＣＯ３）
三四〇ミリグラム以上
ラドン（Ｒｎ）
二〇（百億分の一キユリー単位）以上
ラヂウム塩（Ｒａとして）
一億分の一ミリグラム以上
すなわち、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス（炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。）で、上記に当てはまるものが温泉で、当てはまらないものが湧き水ということが言えると思います。
