5年続けている「ふくらはぎマッサージ」
IgA腎症の私は、腎機能を維持するために、食事面や運動面などであらゆる工夫したり試行錯誤したりしています。その中で、2016年7月から今まで5年間変わらず継続していることがあります。「ふくらはぎマッサージ」です。
「わかさ」が足もみ腎トレを推奨
2016年の7月のことでした。朝刊の広告欄に、健康に関する月刊誌「わかさ」が載っており、「腎機能超アップ」との見出しに目が留まりました。「足もみ腎トレ」という文字も気になり、書店で「わかさ」7月16日発売号を購入しました。足をもむことが腎臓に良いということの意味が分からず、大変興味を持ってしまったのです。
ふくらはぎをもんで腎臓の血流を増やす
記事を簡単に要約します。
ふくらはぎは第二の心臓と言われています。ふくらはぎは、その筋肉が収縮・弛緩してポンプのような働きをし、下半身の血液を重力に逆らって心臓に戻す機能があります。
ふくらはぎをマッサージすることで、その機能が向上し血流が上がります。すると、血管の塊である腎臓の血流も促されて、腎臓の機能の回復が期待できるということです。
血の流れを何となく感じるようになる
ふくらはぎマッサージのやり方は、足の内側と外側は骨に沿った部位をくるぶしから膝まで両親指でグイッグイッと押していきます。足の後部はアキレス腱から膝裏まで両親指でグイッグイッです。
このマッサージを朝と夜の歯磨き後に毎日やっています。マッサージ後は、ほのかにふくらはぎが温かくなるのを感じます。血流の勢いが強くなったのだと捉えています。
私は極度の冷え性です。冬は足先が凍えそうなほど冷え込んで、いつも辛い思いをしています。足先の血液の流れが悪いのが原因だと考えています。ふくらはぎマッサージは、足先の冷え込みも多少改善してくれているような気がします。
足先冷え込みの対処は靴下の重ね履きも
余談ですが、足先の冷え込みには、靴下の重ね履きもしています。冬場は4~5枚の重ね履きです。重ね履き用の靴下があるのです。
1枚目は、シルク(絹)の5本指。2枚目はウール(羊毛)の5本指。3枚目はシルクの丸足。4枚目はウールの丸足。以後、シルク、ウールの丸足を順に繰り返し履くのです。素材は共に100%。余談のためこの重ね履きが足先の冷えを改善する仕組みは割愛しますが、冷えは体に負担がかかり、腎臓にも負担となるはずです。冷え性の私にとって、この靴下重ね履きも今のところ、腎機能の維持につながっているのではないかと思っています。
ふくらはぎマッサージの効果のほどは?
私が5年間もふくらはぎマッサージを飽きもせず、やり方も全く変えずに継続している理由は、この間に大きく腎機能が低下することなく、ほぼ維持ができているからです。
1回のマッサージに5分ほどを費やしますが、時間を惜しいとは全く思いません。もっと時間をかけて念入りにマッサージをしてもいいのではとも思っています。ふくらはぎマッサージは、血流を良くするため、腎機能の維持だけでなく、血圧の正常化など、さまざまな面で健康体を維持することに期待できると思います。